- 鳥栖の隠れ肥満
鳥栖の魅力紹介は手を抜かない
今日は、JR鳥栖駅周辺の大家様に向け空室改善の紹介DMを持って飛び込み訪問しておりました。
鳥栖は古代より交通の要衝地でしたが、江戸時代からは特に『長崎街道』と呼ばれ海外から貴重な輸入品や情報が行きかう重要な宿場町となっておりました。
そんな長崎街道の面影がかすかに残る、「田代宿」(本鳥栖町)を歩いて営業しました。
青空の下、春風を感じながら歩いていると、「水影天神社」という神社を見つけました。
住宅街の中の小さな神社ですが、古くから地域の人に大切に守られてきた様子が伺えました。
境内には桜が6~7分咲きで、春休みに入った小学生たちの遊び場として賑わっていました。
鬼ごっこや駆けっこをしている風景が、なんとも懐かしくて”ほっこり”した気持ちで営業回りできました。
『水影天神社』は、あの菅原道真を祭神としており、古くから鳥栖郷の産土神(うぶすながみ)として親しまれてきました。
―ちなみに産土神とは、生まれた土地の守護神を指します。氏神との違いは、氏神は血縁を基に成立しますが、産土神は地縁を基に成立する信仰意識であるという点です。
”うみたらす たたえる水の底までも
清き心は月ぞてらさむ”
水影天神社の御祭神御歌。この歌は太宰府に左遷された菅原道真が、無実の罪であることをせめて月だけは明らかにしてくれるであろうと詠んだものです。
”海よりもさらに深く、底まで湛える(私の)清い心を、月は照らして明らかにしてくれるだろう。”という意味で、天皇に対する忠誠を誓う歌とも解釈されています。
鳥栖には、このような神社が数多く残っており、一つひとつ由来を調べてみるのも面白いですね。
不動産を扱う者として、この土地を守る守護神を祭る神社へお参りし、鳥栖のさらなる発展を祈願してきました!
今年の春から鳥栖に移り住んで来られる方や、新生活を始められる方に、もっともっと鳥栖の魅力を発信していきたいと思います!